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実は名の知れたお嬢様

中島みゆきさんの人気は言うまでもなく、非常に高い。世代を超えてと言っても良い、何せ小学生の頃に知った筆者も中島みゆきさんの曲は親からこれを聴きなさいと言われるまでもなく聴いていたほどだ。要因こそあれ、歌手としての才覚を見せる中島みゆきさんについては、筆者の母も好きだと言っていた。なのでその時にどうして好きなのかと理由を尋ねると、『北海道出身だから!』と身も蓋もない、歌手活動と全く関係ない答えが返ってきた時はさすがに苦笑してしまう。

経歴的にどんな人生だったのかというと、誰もが羨むような生活をしていたという。何せ彼女の祖父は北海道は帯広にて市議会議長を務めたこともあり、父は産婦人科病院の院長だ。北海道という土地柄を考えるとこれだけの境遇なら十分すぎるほど裕福だと、母からも聞いた。地味に北海道出身者なので説得力もあるのだが、出身地が同じというだけで他には元モーニング娘。の安倍なつみさんや飯田圭織さんのことも好きというから、天秤の掛け方を改めるべきではないのかといつも思う。

そんなことはさておき、そんなお嬢様とも言える中島みゆきさんがどのようにして歌手としての道を歩み始めるのか、その歴史を辿ってみよう。

中島みゆきという歌手の原点

中島みゆきさんの音楽活動の原点として、高校の文化祭からだ。よくあるケースですが、この時に披露したのは自身のオリジナル楽曲という点がすごい。しかもだ、この時に立った文化祭ステージが生涯初の歌手としての始まりという。それまで一度も経験せずしてオリジナル楽曲を作り、この一曲をきっかけに中島みゆきという歌手は全ての始まりを告げていく。まさに黎明期とも言えるこの時代は、彼女についた異名は『コンテスト荒らし』と言われたほど。ガラスの仮面の北島マヤが『舞台荒らし』と罵られるように、その他の人に興味が及ばないほどのインパクトを持っていたということでしょう。さすがに漫画とは違ってそこまで非現実的な展開が起こるわけではないにしても、歌手として着実に経歴を伸ばしていた。余談だが、この時中島さん的には歌手としてやっていくとは考えておらず、コンテストに出場すれば交通費や弁当代が支給されるのでバイト代わりにしていたというから面白い。他の参加者にすれば侮辱とも取れる態度ですが、それくらいにしか見ていなかったのでしょう。

その後、やはり実家の家業を手伝いながらアマチュア歌手として活動しながら生活していたという。その頃には地元にはちょっとした有名人となって、既にファンもいた事から地元の人なら彼女を知っていなくてはいけないくらいの知名度も有していたというのです。それが国民的な歌手になったと思えば彼女がどれほどの人なのかを理解できるはずだ。

デビューのきっかけは

ではアマチュアからプロへ転向するきっかけになったのが、財団法人ヤマハ音楽振興会が主催するコンテストが始まりだった。入賞して注目を浴び、レコードデビューとなる『アザミ嬢のララバイ』から始まる。これが歌手・中島みゆきの始まりとなり、安定した歌手活動が始まっていきます。

1970年代から活躍し、現在でもトップクラスの人気という時点で同世代の歌手たちとは比較にならないのが見て取れます。現在でもタイアップされればその分だけ注目を集め、更に人気が湧いて立つわけですから、これほど歌手として安定した人気を誇っているのだから本当にすごいことだ。年をとっても変わることのない歌声を披露し続ける姿勢と、彼女自身の特徴とも言える楽曲は年齢差など関係なくファンが多いのも頷けるでしょう。

個人的なイメージとして

そんな中島みゆきさんですが、個人的なイメージとして『メディアにはほとんど出ない』という印象を持っている。ただ時代によっては中島みゆきさんが出演している番組もあり、ラジオも中島さんがMCを担当しているものもありもしたが、それでも番組に出演して楽曲を披露しているという印象があまりない。

人によっては本当に存在しているのかと、蟻もしない虚像を自分たちは好きだと言っているのかと、そう感じた人も少なくなさそうだ。それこそ一時の大黒摩季さんのようにデジタル化された架空の歌手などと言われるくらいに、存在感が世間的に見て薄い印象が見られる。ただ大黒摩季さんと比べると中島みゆきという歌手は実在していると証言する人は多そうなので、その心配もなさそうだ。

一言では語れない

正直中島みゆきとはどんな歌手なのかと語るなら、恐らく1週間程度の時間は必要でしょう。長々と話す代わりに、その時代にて活躍した、青春時代は中島みゆきと共にあったと語る人ならば、その時代の良さを延々と語るはずだ。さすがにそこまで濃密な話をしていると時間はもちろん、いつまでも記事が完成しないので大雑把にまとめてみたが、原点を見るだけでも良家のお嬢様が国民的歌手になるというだけで規格外なのが理解できる。

たまに耳にする、セレブニートなる働かずして裕福さをアピールするどこぞの低俗すぎる人間とは比較にならない。そういう視点でも、中島みゆきさんがクリエイターとしても評価できるんだという点を述べておきたい。